OUTLINE
台湾第二の都市、台中の駅前に計画された地域初となる本格的ショッピングモール。
駅前の賑わいが溢れる北の「C棟」と地域の暮らしに溶け込む南の「E棟」、
2つの敷地からなる2棟のショッピングモールはそれぞれ異なる性格をもつ。
施設配置や商業動線を計画をするにあたり、北のC棟から南のE棟まで、街と建物が自然に繋がりを持つ、一つの通りであることを意識し計画を行った。
内装環境はそれぞれの建物周囲の街の空気感を抽出し、デザインに取り入れることを試みている。
北のC棟には駅前の賑わいと繋がる“ARCADE”をコンセプトに、個性豊かな店舗が軒を連ね洗練された上質なモール環境を。
南のE棟には日々の暮らしの中にある“MARKET”をコンセプトに、市場のようにおおらかな大空間の賑わいをデザインした。